チベット (1912年-1950年)
1912年から1951年までのチベットは、中央チベットに排他的実効支配を確立しチベット全土の統合と独立国家としての国際的承認の獲得を目指すチベットの政府「ガンデンポタン」と、清朝からアムド地方およびカム地方東部のチベット人諸侯の支配権を受け継ぎ、さらに中央チベットを自国の一部たる「西蔵地方」として支配権を得ることを目指す中華民国および中華人民共和国とがせめぎあう舞台となった。 == 独立宣言とシムラ会議 == === 独立宣言 === 辛亥革命と清朝崩壊に続いて、チベット軍は奇襲によってチベットに駐屯していた清国軍守備隊をチベット内から追い払った。