万国公法
万国公法(ばんこくこうほう、旧字体: 萬國公󠄁法)は、19世紀後半から20世紀前半にかけて近代国際法を普及させたという点で、ブルンチュリの『公法会通』と並んで、東アジア各国に多大な影響を与えた国際法解説書の翻訳名であり、同時に“International Law” の現在の訳語「国際法」以前に使用されていた旧訳語でもある。 以下では最初に翻訳命名されたウィリアム・マーティンの『万国公法』とその重訳本を中心に記述し、この本がもたらした西欧起源の国際法がアジア諸国にどのように受容されていったかについても触れる。