川口放送所占拠事件
川口放送所占拠事件(かわぐちほうそうじょせんきょじけん)は、1945年(昭和20年)8月24日に埼玉県川口市所在の社団法人日本放送協会(現在のNHK)川口放送所及び鳩ヶ谷放送所が、第二次世界大戦の終戦に反対して徹底抗戦を主張する大日本帝国陸軍の兵士らにより占拠された事件のことである。 == 経緯 == 宮城事件で、クーデターに失敗した陸軍通信学校教官窪田兼三少佐は、日本の降伏に納得できず、政府が降伏を決定した8月15日に皇居前で自決しようとしたが、厚木航空隊が投下した徹底抗戦を訴えるビラを目にして自決を思いとどまり、御聖断が下ったにもかかわらず、8月15日以降も横須賀鎮守府などを訪問して、抗戦決起を呼びかけ同志を募っていた。