昭和史論争
昭和史論争(しょうわしろんそう)は、岩波書店より1955年(昭和30年)11月16日に刊行された岩波新書、遠山茂樹・今井清一・藤原彰共著『昭和史』の内容をめぐっておこなわれた論争。 == 概要 == 作家亀井勝一郎が『月刊 文藝春秋』1956年3月号で、同書に対して、①敗戦に導いた元凶や階級闘争の闘士は出て来るが戦争や侵略を支持した国民が描かれていない点、②個々の人物描写が乏しく共産主義者の戦いが国民の広い層と密着しなかった点が無視されている点、③戦争で死んだ死者が描かれていない点、④ソ連の参戦への批判を避けた点を批判した。