酒の穀田屋
酒の穀田屋(さけのこくだや)は、江戸時代、1700年代後半の仙台藩吉岡宿の篤志家、穀田屋十三郎(高平重三郎)の流れを汲む宮城県黒川郡大和町にある酒店である。 == 沿革 == 吉岡宿の衰退に心を痛めていた造り酒屋の穀田屋十三郎(1720年~1777年)は茶製造家の菅原屋篤平治(笠原篤平治)と組んで、住民の貧困をなんとか救いたいという思いから、黒川郡の大肝煎の千坂仲内に相談を持ち掛けるなどして賛同を得、同志を募り、9名で小銭を蓄え、何度も藩への願い上げを重ね、台所事情の悪化していた仙台藩に1000両という大金を貸付けて、1773年頃から毎年その利子を受け取り、宿場のすべての人々に配分した。